岡田西仮設住宅で傾聴ボランティアに参加しました

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本日10月1日はメーリングリストで募った有志の会員で、
仙台市宮城野区にある岡田西仮設住宅で、
傾聴ボランティアに参加いたしました。


これは20世紀アーカイブ仙台様が行っている活動で、
仮設住宅をまわって、
「8ミリフィルム上映会&昭和の仙台を語る会」を開催し、
古いフィルムや生活用品を参加者の方にご覧いただき、
お年寄りの皆様に思い出を色々話していただく集いです。


高齢者の認知症予防に昔の出来事を思い出し語り合う、
「回想法」を取り入れたコミュニケーションの形式ですが、
それを仮設住宅で行うことで被災者の皆様に、
楽しくそして元気な気持ちになってもらう催しです。


今回は田渋コーチ、井形コーチ、児玉コーチ、
そして笹崎の4名が参加いたしました。


お手伝いの内容は、皆さんの隣に座って、
お話をしたくなった方から言葉を引出し、
内容を十分に聞いてあげる役どころでしたが、
元気で仲の良い岡田地区の皆さんの昔話やうんちくに、
私達のほうがすっかり関心をそそられて、
おおいに勉強させていただいた気分でした。


全員が「機会があればまた参加したい」と思いました。


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「ボランティアには必須!」と、
大きな名札を持参した田渋コーチに一同感服!


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会場の岡田西仮設住宅集会所には、
20数名の方が集まりました。


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集会所の中には応援の花が一杯。


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古い電気あんかを皆さんに見せる、
20世紀アーカイブ仙台の坂本さん(左)と伊藤さん。


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左から井形コーチ、田渋コーチ、笹崎、児玉コーチです。

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参加された田渋コーチから以下の素敵な感想をいただいたので、
以下に掲載させていただきます。


回想法レクリェーションに参加させていただきました。

『つづら』から次々と取りだされた、昔懐かしい道具たち。
そして、昭和30年代頃に宮城県各地で撮影された映像が流れると、
ご年配の皆様は、本当に生き生きと当時の様子を話された。
絶えることなく続く話題の数々…
そして笑い声が続く…。
あっという間の1時間が過ぎた。

昔のことを話す時、本当に表情が輝いている。
一気にタイムスリップしたかのように、当時の模様を話される。


実は、3月の下旬。
今日お会いした方々の多くが、避難されていたであろう小学校を訪ねたことがあった。

陽射しに春の気配は感じられたが、
体育館の中は昼間とはいえ、あちこちでストーブに火を入れてもダウンジャケット無しではいられない。
校庭には、自衛隊の車両が並び、仮設のお風呂があったのを覚えている。

小学校から数十メートル先には、ダークグレーの世界。
泥に埋もれた田畑と、壊れた家々、ひしゃげた車…
時折響く重機の音。
行き交う自衛隊車両。

わずかな時間、そこに滞在しただけで
私の心は、押しつぶされそうで、息苦しささえ感じるほどだった。

この光景を、目の当たりにして生活を営むということ。
そこには、私などには到底分かりえない程の心傷があるのではないかと、
そんな事を感じながら、家路についた。



あれから、半年以上経て、今。
こんなに、素敵な笑顔。生き生きとした表情。
あのダークグレーの時を越えたからこそ、この笑顔が生まれるのではないかと。

今日の素敵なひと時を、共に過ごさせていただけた事に、感謝です。



posted by JCA東北チャプター事務局 | 2011年度活動
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